football life 〜サッカーが僕らにもたらすもの〜

サッカー指導現場の葛藤や日常の感じることを思うままに。

戦術とは。

日本サッカー界で長く突きつけられている、

戦術はいつから指導を始めたらいいのか?

という疑問。

 

まず自分の中の戦術とは

 

・文字の通り"戦う術"

・目の前に起きた(起こる)状況を解決する手段

・試合に勝つ確率を上げるための作戦

 

の3つが主な考えである。

 

その戦術の指導を始めるのは早ければ早い方がいいと思う。

U7(日本の小2)の年代がいいのかなと。

 

そしてそれら解決策を身につけるのは多ければ多い方がいい。

 

しかし、いきなり多くのことを詰め込むのではなく、小さい頃からの積み重ねとして

 

この状況だったらこういう解決策(プレー)がある、

相手がこうなったらこの解決策(プレー)だ。

などと解決して行くことが大切だ。

 

絶対にそのプレーをしなければいけない。ということでは絶対にない。

 

 

持っている解決策の中からベストだと思う解決策を選べばいい。

 

選ぶにはもちろん複数の選択肢を持っていないといけない。

 

 

けれどまだ、低学年の段階では選ぶための選択肢を増やす練習より、

選んだ後の実行の練習の部分が多いと感じる。

 

日本サッカーがもっと強くなるためには戦術指導の低年齢化は避けては通れない問題だと思う。

 

最後に、以前岩政さんとスペインで指導中の坪井さんの対談動画の中で坪井さんがおっしゃっていた

「育成とは勝つ方法を学ぶ場所」

という言葉を胸に今後も指導を行いたい。